知育玩具で知られる〈ボーネルンド〉六本木ヒルズ店がリニューアル。子どもの「やってみたい」をくすぐる特別なおもちゃを取り揃え、親子ラウンジを併設するなど全く新しい空間に生まれ変わりました。新しいショップからリニューアルオープンを記念したイベントまで、モデルの宮本りえさんとお子さんの二人がリポートします。
PHOTO BY SHO UEDA
EDIT & TEXT BY RCKT/ROCKET COMPANY*
新生ボーネルンドは「あそび」が詰まったワクワク空間

六本木ヒルズ ヒルサイド B2Fの〈ボーネルンド〉を訪れた宮本さん親子。カラフルなあそび道具が並ぶお店を前に、テンションが上がります。

お店では、インストラクターがお子さんの成長段階や、性格に合わせたアイテム選びのアドバイスをしてくれます。

重みのある腕を肩に背負うと、後ろから抱きしめられているような気持ちになる「バンパス」というぬいぐるみを試す宮本さん親子。

胸の前で抱き抱えたり、背中に背負ったり。心地よい肌触りと、しっかりとした重みで子どもの心の安定をサポートする「バンパス」。アメリカ発の新商品で、扱っている店舗は限られています。全4色各¥6,600

こちらが新設された親子ラウンジ。おとぎ噺に出てきそうなアンティーク風のドアの向こうには、カラフルなテーブルと椅子が配された空間が広がります。

さまざまなイベントを行う親子ラウンジ。イベントがない時間帯には、シェアスペースとして1時間単位で利用できます。※有料/1ドリンク付き/予約優先/Wi-Fi完備

「ジュエル・ポップ」のセットを使って自分だけのジュエリー作り。商品はショップで購入できるのも嬉しい。

NY発、高品質なパーツを使用したアクセサリーキット。ハイジュエリーのときめきを子どもにも。上/ビーズライブラリー¥7,480、下/ジュエル・ポップ¥3,520
〈ボーネルンド〉が六本木ヒルズに店舗を構えたのは2008年のこと。世界各国の「あそび道具」を取り揃えたショップとして人気を集めてきた同店が、2025年10月にリニューアル。「あそびで、暮らしを祝おう」をテーマに旗艦店として生まれ変わったショップを、宮本りえさん親子が訪問しました。
「お店に入ると、カラフルで子どもが好きそうなおもちゃがたくさん! 手に取ってみると、パーツの一つひとつが丁寧に作られていて、細かなこだわりを感じました。大人も遊びたくなるアイテムもあり、一緒に楽しみたくなりました。親子ラウンジは落ち着いた空間でリラックスできました。娘はビーズアクセを夢中で作っていましたね。おばあちゃんへのプレゼントを作りたいそうです。大人がつけてもいいくらい本格的なアクセサリーキットで、美的感覚が磨かれそう」
親子ラウンジで体験できる、スペシャルなプログラム
日替わりで開催されるプログラムから、一部をご紹介! ※要事前予約/事前支払い

毎週火曜日午後に開催される「Ms.テニーのENGLISH LAB」。インターナショナルスクールや英語教室でひっぱりだこのMs.テニーが、ScienceやArtの楽しい世界に誘います。

水曜日午後には、「1歳初めてのお誕生日会」を開催。参加者どうしの交流や、お土産もあり。土日の午前中はパーティ会場として貸切利用することも可能です。
ボーネルンド住所=東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ヒルサイド B2F電話=03-5770-3390営業時間=11:00~20:00定休日=無休
ボーネルンドの理念が詰まった
リニューアル記念イベントリポート

お店を後にした宮本さん親子、六本木ヒルズ・アリーナで開催された〈ボーネルンド〉のリニューアル記念イベント会場にやってきました。

六本木ヒルズをはじめ、全国で開催されている「移動式あそび場」。大型遊具がずらりと並びます。「『ビッグ・ブロック』は普段の積み木とは全く違うスケール感で、動きも大きくなるから自然と全身運動になっていますね」(宮本さん)

「移動式あそび場」でも大人気の「サイバーホイール」。あそびのプロ・プレイリーダーと一緒ならさらに楽しくあそびの幅が広がります。

ふわふわ、浮遊感が楽しめる「エアキャッスル」。「長女はトランポリンが大好きなので、喜んでいましたね。大人もしっかり身体を動かすことができ、運動不足解消に役立ちそう」(宮本さん)

次に訪れたのは、「レクサス」と〈ボーネルンド〉のコラボワークショップ。「レクサス」の技術チームが講師となり、空気抵抗やものを動かす仕組みについて学びます。

車輪付きの土台に粘土を貼り付け、自分だけの車をデザインします。

実際に「レクサス」でも使用している計測器の技術で空気抵抗を調べ、「ここをこうすると抵抗が減るよ」とアドバイスをもらいます。作り変えては計測を繰り返してどんどん速い車に!

大人向けコンディショニングにも力を入れる〈ボーネルンド〉。デンマーク・コンパン社のアウトドアフィットネス(バイク)を宮本さんが試乗体験しました。

「あそびは、みんなのもの」をテーマに行われたセミナー&トークセッション。東洋英和女学院 小学部部長の吉田太郎先生をはじめ、明星大学の星山麻木教授、産婦人科医の高尾美穂先生など各界のトップランナーによる「あそびの価値」を学ぶ貴重な時間に。
〈ボーネルンド〉リニューアルを記念して10月10日・11日の二日間にわたり六本木ヒルズ内で開催された、「BørneLund PLAY FORUM 2025 あそびは、みんなのもの」。
大きな遊具が並ぶ「移動式あそび場」、「大人のためのコンディショニング講座」、「江戸ワンダーランド日光江戸村」とのコラボ企画・忍者体験や「レクサス」コラボ企画などの「スペシャルプログラム」、有識者による「セミナー&トークセッション」と、内容が盛りだくさん。宮本さん親子の感想は?
「ボーネルンドのプレイリーダーと一緒に遊べる『移動あそび場』では、ダイナミックな動きが多くて子どもも親も一緒になって身体を動かせました。『レクサス』とのコラボワークショップでは、技術者の方にアドバイスをもらってデザインを工夫することで、車をどんどん速く走れる形にしていくという貴重な体験ができ、子どもの成長につながるのはもちろん、大人も車を見る目が変わりました。今日の体験を通して言えるのは、脳と身体が喜んだということ。子どもは新しいことをスポンジのように吸収すると言いますが、今日は子どもと一緒に大人もスポンジに戻ったような気持ちになりました」
今日、お二人が体験した「移動式あそび場」や、「レクサス」コラボワークショップなどは〈ボーネルンド〉のイベントとして今後も不定期で開催される予定です。ぜひ〈ボーネルンド〉のSNSやホームページでチェックして。
ボーネルンドが目指すもの
知育玩具のパイオニアとして認知されている〈ボーネルンド〉が未来に向けて目指すものとは? それが垣間見えた今回のリニューアル&イベント。
まず、都心で子育てをする親子が気軽に集まり、情報交換ができる「子育てコミュニティの場」を提供すること。
そして、学齢期の子どもに向けた新しい教育の提案をすること。多様な「あそび」体験と、探究の機会を通して想像力や探究心、コミュニケーション能力を養う「生きた学び」を目指しています。
最後に、大人向けの「あそび」プログラム。最新の教育メソッドを学んだり、ウェルビーイングに向けて正しい動作や身体の動かし方を知ったりと子どもと大人がともに「あそび」を通して健やかに成長すること。
「あそびは、みんなのもの」という今回のイベントのサブタイトルに〈ボーネルンド〉の未来への提言が込められています。
宮本りえ|Rie Miyamoto
1981年生まれ、大学在学中にモデルデビュー。独特の雰囲気と個性で数多くのファッション誌やTVCM・広告に出演。その存在感でパリ・東京コレクションなどのランウェイでも活躍。現在も同世代の女性を中心に絶大な支持を得ている人気モデル。
※2025年10月現在の情報です。
※表示価格は全て税込価格です。








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