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台北日帰り? 全11食?! 台湾食いだおれ女子ひとり旅「ひとりっぷ」へGO!——連載:ひとりっP「週末弾丸旅」①

海外ひとり旅歴25年、400回以上。会社員でありながら、週末や長期休暇を使って年間25回以上の海外旅行(すべてプライベート)に出かける「ひとりっP」による新連載(毎月1回 最終木曜日公開)。グルメ情報はもちろん、必携品から空港施設の活用法まで、女子ひとり旅に本当に使えるレコメンド満載の第1回は、真夏の台湾弾丸日帰り食い倒れひとりっぷへ。

text & photo by HITORI-P

LCCのおかげもあり、昨年くらいから、夏場は月刊、いや、どうかすると隔週刊で台湾パトロールに出ているひとりっPです。この夏も気づけば月刊ペース。7月の三連休の最初の2日間は仕事だったため当初はまったく考えていなかったんですが、「そうだ、この残り1日で台湾行こう!」と出発2週間前に思い立ち(ほんっとありがとうLCC〜〜〜!!!)、久々の弾丸日帰り台湾へ出かけてきました。

出発便は、羽田空港を朝5時55分に飛び立つピーチ航空。LCCだからこの便を選んでいるというよりも、弾丸台湾旅には必須の早朝発便だからのチョイスです。台湾は日本から近すぎるためと思われるんですが、香港以遠には飛んでいる羽田からの深夜出発便がないんです(たとえ台湾に夜明け前到着だとしても、あったらいいのに〜〜と個人的には思っていますが。わたしは乗りますよ〜〜)。

早朝羽田を出る台北行きにはもう1便、朝5時発のタイガー航空便があるのですが、この便、始発の電車では間に合わず、羽田行き深夜バスも4時30分羽田着のため間に合わず。終電で行き、そのまま空港で夜明かしが最善策なのですが、この終電を仕事の都合で逃し、タクシーで7,000円ほどかけて羽田へ向かう羽目に、てなことが今までに3回。「なんのためのLCCだかわからーーん(涙)!!」という痛い経験から、深夜バスで間に合わないタイガーにはもう乗らない(台北に7時30分には着くので、ほんとは乗りたいけど。涙)!!と決意。ほんと深夜早朝の羽田空港へのアクセスの悪さをなんとかしていただきたい!!(成田空港には深夜もコンスタントにバス便があるのに!!)と、心の底から願っているひとりっPです。

てなわけで、今回も深夜バスにて羽田へ向かい、無事搭乗〜〜。

ちなみに、現在LCCの中でピーチ航空だけが、機内持ち込み手荷物10kgまでOKになっていますが、今年10月28日からは他LCCと同じく7kgまでに変更されます。残念!!

オプションがなにもかも有料なLCCではシート予約も有料。ひとりっP、機内食やブランケットは頼みませんが、座席だけは有料でも事前予約します。普段、国際線ではトイレに行きやすい通路側席、と決めていますが、日中のフライトで、かつ、飛行時間が3時間程度の台湾便の場合は、窓側席を予約して、窓からの景色を堪能します。この日は天気がよかったので、羽田空港が上空からよく見えて至福〜〜!!

台湾も晴れていて、桃園市が上空からよく見えました。桃園台地にはため池が多いんですよね。田畑&ため池のパッチワークが美しい〜〜〜!!

夏場で、向かい風になる偏西風が弱いため、アッという間の3時間で台北桃園空港到着。入国審査エリアにある立派な胡蝶蘭にいつも癒されます〜〜。

ちなみに、桃園空港の入国審査は毎度毎度長蛇の列。深夜早朝も結構時間がかかります。経験者によると30〜60分! ひえええ〜〜!! が、台湾へこの直近1年間で3回以上訪問している旅行者は、事前申請することで一般訪問客とは別のレーンを使ってちょっ速で入国できるんです。もちろんひとりっPは申請済みで毎回利用しています。資格のある方には激おすすめ。アッという間に通過できますよ〜〜! 申請はこちらのサイトからどうぞ。メールで送られてくる許可証をプリントアウトして持参、カウンターでパスポートと一緒に係官に提示します(資格は1年間有効です)。

こちら、桃園空港で出迎えてくれる台湾観光局のキャンペーンロゴです。バリエーションがいくつかあって、どれもデザインが秀逸すぎる!! と、初めて見たときからゾッコンLOVE!! ずっと使ってくれたらいいのになあ、というひとりっP的希望を叶えてくれて(←違う)、もう5年以上このイラストが使われているんですが、まったく見飽きないんですよね〜。

さて、今回、税関を通過する前にやることがありました。それは……

シャワーを浴びること! 今年の夏の日本の灼熱っぷりで、羽田空港に着いた時点で結構汗だく。本当は羽田空港で浴びたかったのですが、夏場なためか羽田の有料シャワールーム(到着階ホールにあります)はなんと朝4時半なのに50分待ちの表示!! 飛行機出てまうがな!!と出国後のトランジットホテルのシャワーを、と思ったら、こちらも午前11時まで(なんだそれ)空きはナシ。日帰り旅につき、このままシャワーを浴びずに過ごすとヘタしたら2日間ノーシャワー!! ひ〜〜っ!! というわけで、奥の手=台北桃園空港でシャワーを浴びました(機内ではちょっと汚いひとりっPだったかもですが、致し方ナシ)。ほとんど知られていないと思いますが、じつは桃園空港第1ターミナル(LCCはほぼ第1ターミナル利用です)には到着エリアに無料のシャワールームがあるんです。それがこちら。荷物受け取りのターンテーブル2番と3番の間、すぐ奥にあります。

中に個室は2つ。脱衣スペース付きです。このときは誰もいなくて、使用中ずっとひとりっP貸し切り状態。シャンプー(リンスインかどうかは不明)とボディシャンプーはありますが、当然コンディショナーはありません。というのを見越して、持参はしていました。

そして、これぞ「持っててよかった!」。ひとりっP的旅の必需品=S字フックのおかげで、荷物もろもろをシャワールーム内で快適にホールド。タオルはもちろんありません←というのも見越して、かさばらない&速乾なマイクロファイバータオルを持参。ドライヤーはあります。が、自分の個室のものは壊れていたので、隣の個室のものを使いました。というわけで、無事さっぱり〜〜! このシャワールーム、もしも先客がいて満室の場合は待たされる可能性はあります。

今回の日帰り旅バッグはこちらの2つ。アンビリーバブルな軽さ&インクレディブルに入る容量底ナシっぷりでLCC旅にはほんと重宝している、レスポートサックのエッセンシャルシリーズ。ななめ掛けできる「メトロコンバーチブル」(小さいほう)にはお財布、パスポートなど貴重品を、「シティトート」(大きいほう)にはその他を入れています。

さらに台北市内では使わないもの(ネックピローや復路の着替えなど)は空港内のコインロッカーへ。いちばん小さいロッカーは3時間40元(約160円)。使い方説明に日本語もあるので超簡単です←ありがたや〜〜!! これで身軽になり、いよいよ市内へGO!

市内への移動手段ですが、わたしは断然バス派です。MRT桃園空港線の開通以来、電車移動がおすすめされがちですが、じつは落とし穴があるんですよー。

まず、空港到着ロビーからMRTの駅&乗り場まで意外に歩くこと(バス乗り場のほうが近い)。そして、快速に乗らないと所要時間が長くなり電車の意味がないのですが、快速の本数がそこまで頻繁ではないこと。最大で15分くらい待たされます(バスの頻度も同じくらいかと思われますが、乗り場が近い分、直近の便を逃す確率が低い)。さらに、MRT空港線台北駅は地下深くにあり、地上へ出るまで結構時間がかかること。

以上を考えると、とくに早朝や土日であれば、バスのほうが結果的には少ない所要時間で台北へ到着できる←というのが、何回かトライしてみてのひとりっP的結論です。桃園空港からのバスは数社が走らせていますが、イチオシは、コンスタントに便があり、台北駅まで最短ルートを取る「国光バス」。しかも台北駅まで中山北路経由でアプローチするので、この周辺のホテル滞在ならホテル近くのバス停で途中下車できるのも便利です。土日早朝なら渋滞もなく、たいてい40分強で終点台北駅に到着しますね。しかも運賃125元(約500円)! 安っ!!(※MRTは160元/約640円) ちなみに、車内で充電もできるし、フリーWiFiも飛んでいます。

さて、台北駅到着後、早速食いだおれレーススタートです。

まっ先に向かったのが、『梁記嘉義鶏肉飯』。もうほんとに! まじで! 飛行機に乗ってでも食べに行きたい! というか、今回LCCに乗って台北日帰り旅にやってきた最大の理由と言っても過言ではないのが、こちらの鶏肉飯です。このお店、なんと土日が休み(号泣)!! なので週末弾丸旅では来られないんです。今回の日帰り台北旅は月曜敢行。てことは『梁記〜〜』に行けるじゃん!! やった!!と、ひとりっP、この旅を決めた時から脳内ヨダレ状態。

かために炊かれたごはんの上に割いた鶏肉がのり、鶏油を使った香ばしいタレ(秘伝らしい)がかけられています。これだけでも絶品!なんですが、目玉焼きを別注文して、この上にのせて食べると、絶品度がましましの300%に! 台湾親子丼(命名byひとりっP)! まさに至福の味! この味はもはや“神レベル”!! 会社のそばにあったら毎日通う!! 台北の人、まじでうらやましい!! と、ひとりっP、ココロの底から思っています。

鶏肉飯以外に小皿メニューが豊富なのも、ひとりっぷにはうれしいんですよね。こちらのお店、最近改装されて、以前は指差し注文だったんですが、改装後はオーダー用紙に記入する式になりました。中国語ですが、ご安心を。メニュー名付き写真が壁に貼られているので、それを見ながらで大丈夫です。私がよくオーダーするのはブロッコリーかキャベツ炒め。じつは苦瓜と骨付き豚肉のスープ(苦瓜排骨湯)もおいしいんですが、今回は日帰りにつき、限りある胃袋温存のため、泣く泣く断念。「台湾では1日最低5食」がひとりっP的主張なんですが、これが日帰りの場合は最低10食に。というわけで1か所で満腹になるのは厳禁!なんです〜〜!

梁記嘉義鶏肉飯 台北市中山區松江路90巷19號

続いてやってきたのが水餃子の人気店『巧之味手工餃子』。現在ひとりっPが台北でいちばん好きな水餃子店です。昼と夜の食事時には行列ができています。でも回転が速いので、並んでもそうそうは待たされません。が、並ぶのが嫌いなひとりっPは、ピークタイムをハズして訪問。このときも11時すぎ。昼にはまだ早く、すぐに入れました。

こちらの水餃子は3種類。招牌水餃(黄ニラ、キャベツ、豚肉入り)、韮菜水餃(緑ニラと豚肉入り)、干貝水餃(ホタテの干し貝柱入り)。干貝水餃は濃緑色の皮が特徴で、お客のほぼ全員がオーダーしている勢い。なんですが、ひとりっP的には、どうもホタテの味が邪魔な感じがしてイマイチ。純粋に豚肉とニラのハーモニーを楽しみたい派なので、オーダーはいつも招牌と韮菜のハーフ&ハーフ計10個です(※ オーダーは最低10個からなのですが、ハーフ&ハーフで10個が可能です)。

巧之味手工餃子 台北市濟南路二段6號

水餃子を堪能したあと、店を出て歩いていたら、なにやら魅惑のオーラ漂う路地発見!! ほぼ屋台的な店が数軒並んでいて、ちょうどお昼どきになっていたので、周辺のオフィスから続々とお客がやってきています〜〜!! これはチェックせねば(燃)!! と食いだおれチャレンジコーナースタート!

路地裏の中の一軒は、店頭で食べる人&テイクアウトする人でとにかくお客がひっきりなし。というわけでトライしてみることに。まずオーダーしたのがこちら。壁のメニュー名から「全部入り」的な名称だったので頼んだのですが、これがちょっと失敗。豚レバー、イカ、野菜などなどの入ったスープに小麦粉の太麺入り。スープは優しい味ではあるんですが、麺を入れて食べるにはちょっとボケ味かなあと。こちら、麺なしのスープとしてスープだけでオーダーしているお客もちょいちょいいました(それならなんとなくわかる)。

スープ麺を食べながら観察していると、お客の大半がオーダーしているのがじつはこちらとわかり。というわけで自分の胃袋と相談。よしイケる!と、私も追加オーダー。見た目を裏切らない、もやし炒麺的な麺でした。麺は最初の麺より細め。が、こちらもどちらかというとボケ味。

台湾の人は、なぜかわからないのですが、日本人からすると「ボケ味」(薄味ではありません。あくまで“ボケ”)としか言いようのない、ぼんやりした味のものが結構好きなんですよね。不味くはないんですが、もう一回食べたいかというと、いやもう十分です、的な。

神レベルにおいしいものがいろいろある台北、しかも限られた滞在時間。となると一食たりとも無駄にはできません。「胃袋の無駄遣い」は厳禁です。とはいえ、ご新規開拓のパイオニア精神で、チャレンジコーナー(ひとりっP命名)にて、毎回何かしら最低一品は新しいメニューにトライしています。が、負けに終わることも多数(涙)。

というわけで、この路地裏の店では2戦2敗に終わり。がく。にぎわっているからと言って必ずしもうまい!とは限らないのが、台湾の難しいところなんですよね。なので毎回、「負け越し上等!!!」と思いながらチャレンジしています。

ここまで4戦2勝2敗。時間は午後1時。お腹がはちきれそうです。というわけで閑話休題。たとえ日帰り旅でも絶対に来る、ひとりっP的台北のマストアドレス『ブルースさんのマッサージ(BRUCE式足部健康館)』へ。ブルースさんは日本語ペラペラ。毎回、日本から事前に電話予約して出かけています。満腹でマッサージを受けるのはあまりよくないそうなのですが、日帰りにつき許してください〜〜〜! 台湾の元カラテチャンピオンだというブルースさんの手はまさにゴッドハンド!! 気功を取り入れたマッサージは痛みはなく、ひたすら気持ちがいい。極楽です。なのでいつも爆睡。今回も爆睡してしまいました。

BRUCE式足部健康館 台北市中山北路二段39巷8號4F之1

マッサージ休憩したのでお腹が落ち着き、続いてやってきたのは、これまた夏の台北のマストアドレス『冰讃』。絶品マンゴーかき氷「芒果雪花冰」が待ってます。一見大きめサイズですが、ふたりっぷ以上だとしても、ゆめゆめ半分でいいか、などと思ってはいけません(断言!)。フワッフワのミルク入りかき氷に愛文マンゴーがごろごろっとたっぷりオン。さらにマンゴーソースと練乳がトッピング。ビッグサイズですが、1人一杯あっという間にペロリですから。しかも、今年はなんだかマンゴーが例年以上においしいような? 愛文マンゴーの当たり年!??

ひとりっP、台湾では、こちらのマンゴーかき氷以外のマンゴーかき氷は、ほぼ胃袋の無駄遣いだと思っています。なにがダメって、残念なことに練乳が香料の入ったファンシー風味な店が多いんですよーー。個人的には他店でトッピングされていがちなマンゴーアイスも不要だと思っています。せっかくのフレッシュマンゴーの美味しさを堪能したいのにアイスが邪魔をする〜〜!と。ちなみにこの『冰讃』、営業は4月中旬〜10月中旬のみ。今シーズンに入って数回出かけていますが、去年よりも断然行列ができています。なんと開店前から並んでます! 20人くらいの行列が割とコンスタントにできてる印象ですね。回転が速いので待ち時間は20分程度。灼熱の中並ぶことを想定して、日傘持参をお忘れなく〜〜!!

冰讃 台北市雙連街2號

さすがに延々食べ続けていて疲れてきたので、カフェ『FIKA FIKA CAFE』にて休憩。なんと、月曜の午後3時なのに、店内満席!!って!??? かろうじて空いていたカウンター席に座って、ふう〜〜。北欧テイストのカフェなんですが、こちら、なんだかお店の風水がいい、っていうか「気」がいいというか、とにかく居心地がいいんですよね。平日午後の満席にもナットク。こちらのカフェ、アーモンドミルクがあり、というわけでオーダーは、焦がし砂糖アーモンドミルクカプチーノ&スコーンに。スコーンは軽めの味わいでした。

FIKA FIKA CAFE 台北市伊通街33號

台北での移動の足ですが、路線バスとタクシー、ときどきUberてな感じです。台北のバス、かなり便利なんですよ〜。一般の車両は全車線一方通行だけど、バスレーンだけ逆走設定だったりで、案外タクシーより早く目的地に着けたり、地下まで出入りすることを考えると地下鉄よりも早くて便利な場合も多いです。なのでじつは地下鉄は長距離移動のとき以外はあまり使いません。乗るべきバス路線はGoogleマップ検索でほぼなんとかなります。バスだと距離のわりに時間がかかりすぎる!てな場合には、タクシーに。まさに「時は金なり」。日帰り旅では特にこのルールで行動しています。

カフェでのんびり休憩しているうちに日も傾きはじめ、夜のとばりが降りてきました。というわけで、食いだおれ旅、夜の部スタート!!

まず向かったのは、『正好鮮肉小籠湯包』。こちらも昼夜の食事時には行列なので、夕方6時すぎに出かけたところ、お客はほかに1組で、すんなり入れました。

こちらの小籠包には、台湾のブランド葱「三星葱」がたーーっぷり。これが絶品!なんですよ〜! 通常、小籠包には葱は入らないので、私はこれを「ネギロンポー」と呼んで、自分の中では小籠包とは分けています。初めて食べたときは、正直、「これは……どうなんだ???」と。葱の風味が余計じゃない??と思って終わったんですが、小籠包とは別モノと考えて出かけた2回目以降はゾッコンに。冷静に味わうと、葱の風味がアクセントになってクセになる味と気づきました。小籠包の場合、店によってはだんだんしつこくなってくることもありますが、これは葱のおかげで飽きずにぺろり!です。

正好鮮肉小籠湯包 台北市通化街57巷6號

そして、「やばい!時間ない!!」と慌てて向かったのがこのお店『阿娥水餃』。水餃子の人気店です。以前グーグルマップで見つけて、クチコミ評価が高いので気になっていたのですが、土日休みのため、いまだに行けず。というわけでやっと出かけてみたのですが、到着したのが閉店時間の夜7時。店内にまだお客はいましたが、オーダーはもうできないと言われ、がっくり。あああ〜〜。『正好鮮肉小籠湯包』へ行くのにバスがなかなか来なくて時間を食ったのが失敗! さっさと見切りをつけてタクシー移動すべきだった!!と反省。次回はいつトライできるかなあ〜〜??? トライできた暁にはご報告します!

気を取り直して、今度はデザートへGO! フルーツ豆花を食べに『騒豆花Cafe』に。以前の店名は『越娘』だったのですが、改装されて店名の看板はこちらの名前に変更(まあどちらで呼んでもいいみたいです)、その名の通り、すっかりこじゃれたカフェ風になりました。オーダーはもちろん夏場限定のマンゴー豆花。ふるっふる&滑らかであまり豆腐くささのない豆花と愛文マンゴー、シャーベット状のマンゴーソース、凍らせたタピオカがナイスコンビネーション。このお店、ベースはベトナム風レストランにつき、ベトナムコーヒーも必ずオーダーします。

騒豆花Cafe 台北市敦化南路一段236巷36號

次へ向かおうとバス停に向かったところ、バス停すぐ近くに、大好きな『頂呱呱』を発見。見かけたからには寄らねば〜〜!と、店内へGO! こちら、台湾ローカルのフライドチキン系ファーストフードチェーン店なんですが、ひとりっPの目当てはここのフライドポテト。なんと、さつまいもなんです!! ホックホクしていてジューシーであんま〜〜い! 台湾のさつまいも(地瓜と書きます)は日本のものとは品種が違っていて、とにかく甘くておいしいんですよ。お芋好きの方には激おすすめします! お店はわりとあちこちにあるので、見かけたらぜひ〜〜! ちなみに、というわけで、『頂呱呱』ではこのさつまいもフライしか頼んだことがなく、いまだにチキンは未体験です。

そして、台北旅でたとえ弾丸日帰りでも夜の部終盤戦に必ず行くのが、猫カフェの『極簡』。猫カフェ発祥の地はじつは台湾なんですよ〜〜。そして、日本の猫カフェとは違って、あくまでもカフェ。そこに、たまたま猫がたくさんいる。というものなので、時間ごとの料金システムなどは一切なく、あくまでカフェとして最低1品オーダーすればよし(厳密には最低消費額が決められているんですが、ドリンク1品でクリアできます)。土日の日中はかなり混み合っているんですが、さすがに夜は空いていることがほとんど。かつ、猫たちが活発に活動していて、楽しいんですよ〜〜!

とはいえ、毎度毎度のことですが、私の席にはちっとも来てくれません。猫は全部で10匹ほどいるんですが、なぜかいつも猫には好かれないひとりっP(涙)。猫スキスキ構いたいオーラがダダ漏れしてるからでしょうか??? 必死で隠しているつもりなんだけどなあ……と、隣のテーブルを「いいにゃ〜〜〜」とうらめしげに眺めるだけ(涙)。ちなみに、オーダーはマイ定番の水果茶(フルーツティー)。

そうこうするうち、閉店間際の22時30分すぎに、どうしたことか、ようやく猫が一匹、私のテーブルに来てくれました〜〜!!! 奇跡〜〜〜(号泣)!!と思って猫をよ〜〜く見てみたら、「ん?? んんん!??」。なんと!! 「あ、あなたは! にゃんこ先生ではありませんか〜〜〜!!!!」 と、こんなこともあろうかと(←ウソです)持っていた「ひとりっぷ」を取り出して確認。確かに、にゃんこ先生だあ!!! お久しぶりです〜〜!!(もしかして20匹近くいるので、同じコに遭遇できるとは限らないんですよ)

で、『極簡』の閉店時間23時までいて、後ろ髪を引かれつつ店を後にするのがいつものコース。振り返って見ると、「あ! にゃんこ先生が見送ってくれてる〜〜〜(感涙)!」(←違う)

極簡 台北市泰順街2巷42號

台北弾丸旅の締めは大概こちらの豆花店『古早味豆花』です。なぜなら、こちらのお店、夜中の1時まで営業しているんですよ。23時に猫カフェ『極簡』を出てから来ても全然没問題。マイフェイバリット定番メニューの「豆漿豆花」に緑豆と湯圓(白玉団子)をプラス。白玉のきゅうきゅうした食感がたまりません〜〜〜!!

古早味豆花 台北市民生西路210號

以上11食を食べ切った時点で深夜12時。空港へ向かいます〜〜!

台北桃園空港へは、台北駅裏手にある国光バスのターミナルから、バスで向かいます。このバスターミナル〜桃園空港との間は24時間バスが運行しているので、どんな深夜早朝発フライトでも心配無用です。しかも深夜も同じ料金125元! 素晴らしい〜〜〜!! それでこそ国際空港!! とはいえ、桃園空港では、LCCが深夜にバンバン飛んでいるのに、23時以降に開いている店がコンビニ以外ほぼないも同然なのは改善希望ですが。

国光バスの車内。深夜なのでだいたい空いています。しつこいですが、WiFi、電源完備。桃園空港まで所要50分でした。空港に着いたら、まずはコインロッカーに入れておいたネックピローなどなどをピックアップして、チェックインカウンターへ向かいます。

帰国便は台北02時55分発、成田着07時15分のバニラエア。23時45分発の羽田行きタイガーエアは直前かつ連休最終日につき値段が3万円以上だったので、高すぎる!(レガシーか!)と断念。まだ2万円代だった成田行きバニラエアにしました。結果、深夜12時すぎまで台北市内にいられたので、日帰り弾丸旅にはぴったりかと。

が、ここでLCCならではの落とし穴(?)が。チェックインカウンターが長蛇の列!!なんですよ。ひとりっPは例によって例のごとく、シート番号の予約はしていたので、長蛇の列にげんなりして、一旦は待合イスに座って時間を潰し、30分後に改めて並びましたが、チェックインまで20分かかりました。うーーん……。本当はもっと締め切りギリギリにチェックインすれば並ぶ必要はほぼないんですが、それには理由が。

それは、「どうするシャワー問題」!! そう、暑い台北で1日過ごし、日帰り。冬なら大丈夫ですが、夏場はシャワーを浴びないわけにはいきません。さて、どうするか。これまたほぼ知られていませんが、台北桃園空港第1ターミナル出国後のエリアにも、到着時と同じく無料のシャワールームがあるんです〜〜! 場所は、A〜Dのどのゲートでもゲートに向かって歩いていく途中に「Lounge」の表示があるので、その階段を登った通路沿い。エアラインのビジネスラウンジの並びに、じつは誰でも利用できる無料のラウンジがあり、その中にシャワーコーナーがあるんです。ここでシャワーを浴びたかったので、あまりギリギリチェックインでは時間がなくなるため、出発1時間を切る前にチェックインしたわけです。バニラエアの場合、チェックイン開始は出発時間の2時間前〜50分前まで。WEBチェックインもありません。なので、レガシー系航空会社のように早めに来てチェックインすることもできないんですよね。早く秋になることを願うばかりです。

シャワールームはバリアフリー仕様で、トイレも付いています。こちらもボディシャンプーとシャンプーのみあり、コンディショナー、タオル類はありません。ドライヤーはあります。ちなみにひとりっP、朝到着時に使ったタオルを、バスで市内移動する際や『FIKA FIKA CAFE』にいる間、バッグにかけて広げておいたら乾きました。さすが速乾!! ブラボーー!! なわけで、同じタオルを使用。

フリーで使えるシャワールームはこのときは1室のみ。というわけで、使用中の場合は時間的にアウトでしたが、幸い空いていて使えました。

搭乗開始予定が2時25分だったので、ドアクローズは40分かなと踏んでシャワーを浴び終わったのが2時30分。ゲートに向かって歩き出したら、私を探しに来たらしい係の人に声を掛けられ、なんととっくにファイナルコールと判明!! 夜中の便は、乗客も割とさっさと搭乗してしまうんですね。いつの間にか最後のひとりだったまさに“ひとりっP”、「走れますか?」(夜中のLCCの搭乗ゲート、遠いんですよ、いつも。涙)と言われ、そこからダッシュスタート!!! ぎゃ〜〜〜!!!

なんとか搭乗ゲートに到着。ゼーハー。先導してくれたおねえさん、どうもありがとう〜〜〜!! いやー、深夜便、要注意ですね。今後気をつけます。

※ 先週、この便を再び利用した際の搭乗開始は予定の2時25分よりだいぶ早く、なんと2時10分すぎスタートでした!! どおりで2時30分時点でファイナルコールだったはず!!とナットク。

帰りの機中はもちろん爆睡。LCCにつき機内食もないので、がっつり寝られます。ちなみに夜中便なのでシートは通路側を予約。3時間弱のあっという間、朝7時すぎに成田空港着。到着はLCC専用の第3ターミナル。このターミナル、日本のパブリックデザインとしてはかなり珍しく、デザイン空港なんですよね。お金を掛けないなりにおしゃれに造ってあって感心。ひとりっPはかなり好きです。預け荷物もないので、アッという間に税関も通過。

成田空港からは東京駅行きの1,000円バスで。じつはこの1,000円バス、運行会社が2社あり、JRバスは交通ICカード利用可ですが、京成バスは乗り場にある専用券売機でチケットを買う必要があります。なので、次に来るバスがどちらの会社なのかを確認の上でチケット購入を。それを知らず、うっかり券売機で乗車券を買ったら、次に来たのがJRバス。乗れずに10分バス待ちするハメになったのはひとりっPです。がく。しかも、2社とも第3ターミナルを出た後で第1、第2ターミナルを回るため、乗車後、空港を離脱するまで15分近くかかります。お急ぎの方はご注意を。でもなんとか東京駅に9時に到着しました。

と、久しぶりの日帰り台北ですが、大充実でした。行ってよかった! 11戦9勝2敗でしたが、『梁記嘉義鶏肉飯』にも行けたし、『氷讃』のマンゴーかき氷も食べられたし。何と言っても日帰りだと装備が身軽なのがいいですね。ほんと気軽。毎週行けるな。

みなさんも、思い立ったら Have a nice 台北弾丸ひとりっぷ! いかがですか〜〜〜!!??

今月の旅ワードローブ

帽子・トップス・パンツ ザ・ノース・フェイス/ サンダル テバ(ハリケーンXLT2)/ バッグ(小) レスポートサック(エッセンシャル・メトロコンバーチブル)/ バッグ(大) レスポートサック(エッセンシャル・シティトート)

暑い台湾もノーストレスで過ごせる機能性抜群セット

夏の台湾へは、普通の服ではダメ、というのが昨年ひとりっPが達した結論。暑い、だけではなく、思いのほか冷房の効いた密閉空間がなく、基本的に半屋外か、窓を全開にした扇風機頼みの自然派空間が多いんですね。湿気もあるし、実際の気温以上にベタついて、疲れます。となると、例えばコットン100%では太刀打ち不可。量販店のクール系下着も役不足。ベストは、アウトドア用機能性アイテムです。さすが、暑い中でかいた汗を逃してくれて、速乾。汗冷えもなくサラッと感をキープ、快適さの違いは歴然です。

というわけで。弾丸台湾へは全身ザ・ノース・フェイス。トップスは先日香港のザ・ノース・フェイスで購入した、なんと、香港、台湾、中国でのみ展開されているシリーズです。背中が斜めに割れていて、ちょっとモード感ありつつ、素材はクールマックス。薄くて伸縮性抜群、かつ軽いのもポイント。

この時期、帽子も必携なんですが、台北では帽子をかぶっている人、案外少ないんです。なので、あまりにアウトドアアウトドアした帽子だと浮いてしまうな、と思っていて、そういうときに便利なのがこの帽子です。ラフィア素材でおしゃれ感がありつつ、ベースにはアウトドアテイストを残していて、街でかぶるのに最適。つばの先にはワイヤーが入っていて表情をつけやすいのもいいんですよね。3年くらい前に買ったんですが、超愛用しています。

パンツは今季のもの。究極のサラッと素材で汗をかいても肌離れがいい。ストレッチ性抜群。かつ軽い。ほんとLCC旅にぴったりです。日帰りで着回しを考えなくてよいので、足元はポイントになる赤のテバサンダルにしました。やっぱり赤はアガります!!

※ この記事はSPUR.jpと同時連載です。

『明日も世界のどこかでひとりっぷ2 秘境・絶景編』
全部自腹、自力手配。圧倒的な実体験をベースにお届けする究極の女子ひとり旅指南本の第2弾は「秘境・絶景」旅へGO!「趣味は秘境」と言い切るひとりっPの100回以上の秘境・絶景体験から、「一生に一度といわず、何度でも行きたい!!」と思えるオススメのデスティネーションを厳選。ウユニ塩湖、イースター島にマチュピチュやリオのカーニバル! また、この週末にでも行ける台湾や香港の知られざる秘境・絶景スポットも掲載しています(税抜907円 / 集英社)。

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Kindle版・Sマガ版「ひとりっぷ to GO!」シリーズも配信中!
ひとりっPがこれまでの旅で拾い集めた「本当に使える情報」をデスティネーション別に電子書籍化したデジタルトラベルガイド。スポット紹介にはグーグルマップへのリンク付きで、次のひとりっぷに役立つこと間違いなし!

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ひとりっP
元「SPUR」編集長、ひとりっぷ®の命名人・編集Pこと福井由美子。女性のひとり旅を応援中の編集者。ひとりっぷ®歴25年、回数400回超え(全部自腹)。主な渡航先は、香港150回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国30回、カリブ諸国20回、中近東10回など。合言葉は「思い立ったが、Have a nice ひとりっぷ®」。ムック本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』に続いて、シリーズ第2弾『明日も世界のどこかでひとりっぷ2 秘境・絶景編』が全国書店、各電子書店にて大好評発売中。究極の女子ひとり旅指南本×2をお買い逃しなく!

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